原曲:红楼 ~ Eastern Dream 風にくゆる香 訪れし人の あふれる彩は猩々緋(しょうじょうひ) 脈打つ糧となる 霧隠れの砦 幼き身は愛し 流れる彩は猩々緋 余すことはなしや 混ざり合う水面に ひたり口付ける 忘れぬ人 得た君は いつか気づくのだろう とまらない 時雨に打たれたか 冷えること知らぬ この身を満たす心音(パトス) いつだって 数多なる幾夜に ほろ苦く甘く 喉を潤していた 触れた瞬間(とき) それを思い出して 音を立てる心臓 病を患うように 少しずつ 貴方が見せてゆく 浅き夢うつし 戸惑う目覚めを知る この腕で 籠鳥(とり)を放すならば 朔の日の夜明け それを見つめていたい 風にくゆる香 訪れし人の あふれる彩は猩々緋 脈打つ糧となる