満開のヒマワリが背中を見てる 暗い 熱い影法師がせかす 南西の風圧が砂巻き上げて 僕はそこで すくんでたかのよう 錆びたドアを開けて 軋む世界に降りた 街はただ熱くて 種と花びらが散る 指を見つめたら隙間こびりつく 錆びがリアルで さんさんと太陽が夏場を照らす 同じシャツを着たまんまで歩く 暗黒の積乱雲  世界を包む 僕はそこで すくんでたかのよう 氷解けたグラス 冷えた水が満ちてく 満ちた水が消えて 僕と花火がしける 窓の外を今飛んでいる セミが早くて 冷ややかな静けさが博物館の 展示物を落ち着かせるように 胸に叩き鼓動を止めて はやる汗とリズムたち抑える キレイな音アスファルト 強い日差しと 満開のヒマワリが背中を見てる 暗い 熱い影法師がせかす 南西の風圧が砂巻き上げて 僕はそこで すくんでたかのよう