どうして望まれなかったの 呼吸を止めた「カタマリ」 母の中でもがきながら 「消えたくない」と泣いた 桜の花が 散る景色を 僕は 瞳に 焼き付けた 明日になれば 故郷を捨て 出て行かなければ 奪い合い利用され そんな世の中で 純粋でありたいと 俺は願っていた でもはじめから 無理なんだと 改めた気付いた ならば心を捨てよう 繋いでた糸が解けたら 僕は自ら 人を辞めよう 喜ぶことも 悲しむことも 誰かを愛することさえ 忘れて 生きる喜び あると簡単に言わないでくれ 自分がなんなのかさえわからなくなっていた 不安なんだ  どうしようもなく 明日が来ることに怯えてた 満たされず 淋しくて 誰か必要とされたくて 人を信じ 人を愛し おまえはいったい何を覚えた くだらない 感情がそこにあるだけで どうやって 生きていけば それすらもう わからない 開放されたい 残りの命を 燃やし続けて 未知なき道を 歩く夢人 繋いでた意図がほどけてと 二人は同じ 空は見上げて 消えそうな火を灯し このまま もう少しだけ いさせて 見続けよう 君の瞳になって これから起こる人の 汚れを 誰にも言えず 泣いている君の 心の傷になって 唄おう