流れ往く記憶は <残されず> 正しき過去の手がかり <呼び戻し> 捻じ曲げられた真実 <知られずに> 心の醜さ映し <弄ばれて(もてあそばれて)> 弱さへと傾く虚しさよ 乗り越える術を求めるなら たとえ無数の命が消え果て その爪痕が癒えなくても 卑しさに纏わる罪なら 見守ろう明日への糧へとなるから 振り返る彼方に <見えるのは> 輝く希望の瞳 <未来への> 過ぎ去った夢の跡に <果たされず> 今の姿を問いかけ <答えはなくて> 連なった因果の輪の中で 落ちる光に手を差し伸べて 巡る時間の歪みに漂う 偶然が苦しめるならば あるべき姿へ導こう 非業の涙なら流させはしない 繋がれる魂の螺旋 昇ってゆけと願いを託して いつか再び同じ過ちを 繰り返す愚かな運命が 行く末に影を落としても 見捨てはしない この身が果てる日まで