あれは孤独 眠る ひそむ闇を開け放ち 季節を狂わせ それでも願いを 抱き繋ぐ 病める中枢よ 暗き丘を越えて 幾度ここに来たのだろう 覚めない水面を弔う花びら 想うばかり 解けぬ縛めよ あれは出会い 交す なびく光 たぐりよせ 凍える体を震わせ爪弾く 愛に嘆き滅ぶ中枢よ 月を満たす 欠けた色を滲みこませ 叶えば消え逝く それでも「触れたい 心すべて 篭めた裏側(かたわれ)よ あれは鏡 わたし ひそむ闇を開け放ち 季節を狂わせ それでも願いを 抱き繋ぐ 病める中枢(nerve)よ あれは鏡 わたし なびく光 たぐりよせ 叶えば消え逝く それでも「触れたい 心すべて 伝う裏側(かたわれ)よ