やがて合歓の葉は閉じ 奥へ誘う薫り 知らずにいれば 引き返せていた ほつれた糸を手繰るほどに 広がるほころび 幾千の明滅は 視覚化した孤独 探して求めて たゆたう印を送る Fireflies We are like fireflies たったひとつ それさえも幻が連れ去る 短夜 口元、濡らす滴 白い喉が波打つ 硝子撫でる音 共鳴する鼓動 片陰が隠した 君の頬が紅に染まる 幾千の明滅は 視覚化した孤独 探して求めて たゆたう印を送る Fireflies We are like fireflies たったひとつ それさえも幻が連れ去る 短夜 君を見失い 闇に手を伸ばす 幾千の明滅は 視覚化した孤独 探して求めて たゆたう印を送る Fireflies We are like fireflies たったひとつ それさえも幻が連れ去る 短夜 We are like fireflies… 終わり