[00:03.891] 『空导の姫君と呼ばれる、见目丽しい少女がいた。 [00:09.174] 记忆を失くしたその少女が过去に犯したとされる、身に覚えのない罪や过ち。 [00:16.266] そのひとつひとつが形ある幻影となり、彼女に深い苦悩を与えた。 [00:22.875] 知らない歌を口ずさむように。 [00:25.456] 息をするようにそれらのモノを斩り、空へと导いてゆく。 [00:30.730] 数え切れないほどに缲り返しても、终わることなく现れ続ける罪の幻———』 [00:38.372] 『瞳に宿る虚饰の苍———。 [00:41.003] 无数の死の上に立ち、不可视の枷に闭ざされた少女。 [00:46.334] 螺旋は旋律のように———。廻り続ける砂砾の悪梦』 [01:23.912] 罪は绝えず 虚ろな影を揺らす [01:31.106] 砂砾混じりの风 运ぶは终の少女 [01:38.001] 小さな体躯 背负いし大剣は赎罪を [01:45.010] 果たすために振るう 全てを断ち切るまで [01:53.352] 遥か空导く 天壌无穷の宿命 [02:00.570] 终わらない悪梦の调べ [02:03.789] 彷徨い纺ぎゆく 空导の姫君 [02:09.194] 翳る瞳に届かぬ愿いを刻んで [02:16.038] 夜空に响く 咆哮は哀しき歌声のように [02:22.383] すべてが始まる场所は欠けた记忆の海 [02:29.519] 探し続ける 笑颜取り戻すまで [02:36.304] 脆く歪んだセカイに [02:43.052] 闭ざされた 誓い仄苍く——— [03:00.089] 欠けた罪を 葬ることは不意に [03:06.854] 大切なものまで丧いなくすようで...... [03:13.654] 畏れ怯えた 小さな少女は勇ましく [03:20.741] 心折れぬように 前を见据え続けた [03:29.439] 远く空导く 気高き堕天の大剣 [03:36.248] 薄暗にただ儚く [03:39.588] 静けさに抱かれた 空洞の姫君 [03:44.902] ひとひらの粉雪 消えゆく想いを缠って [03:51.790] 透明な感覚 美しく奏でる歌声のように [03:58.098] 戦う少女に微笑みかける者はない [04:05.251] 煌く粉雪は てのひらに溶けてゆく [04:12.138] 胸に抱いた决意は [04:18.761] 渗んでも 失くさない永远に——— [04:29.450] 『无明は、空洞たる自己を斩り裂くように酷薄に揺らぐ。 [04:34.800] 自分が何者であるかを问い続ける日々。 [04:38.287] 创造性のないその缲り返しには、一筋の光明さえ见えず......』 [04:43.879] 「けれど......だからこそ、このままでは终われないっ! [04:48.338] 私はっ......」 [05:01.233] 翳る瞳に届かぬ愿いを刻んで [05:08.053] 夜空に响く 咆哮は哀しき歌声のように [05:14.707] すべてが始まる场所は欠けた记忆の海 [05:21.885] 探し続けよう 幻想の花を [05:28.603] 不确かな罪 咎を背负い生きる空导の姫君 [05:35.565] 过去も未来も强く缚られたまま [05:42.313] 脆く歪んだセカイに [05:49.085] 夺われし名も知らぬ感情 [05:55.877] 罪に血涂れた大剣を [06:02.532] 仄红く 掲ぐ虚ろな夜空へ——— [06:12.839] 『冻てついた梦を溶かすように、少女は优しく睑を闭じた。 [06:18.619] それは多分、自分の中に眠る、まだ失っていない何かを慈しむように。 [06:25.651] 罪に秽れ、血に汚れ......それでも、解放の时をただ信じて。 [06:31.882] 手の届かない星空を掴むように、小さな祈りを』 [06:38.518] 「———この手で、必ず终わらせる」