作曲 : 岸田教団 作词 : 少女病 夕炎のようなこの空なら 僕らの残した傷さえ 紛れて消せそうな気がして 汚れたこの手を翳してみたんだ 星の足音は小さな 孤を描き 滲んでくのさ 一片の夢 闇の中覆い隠すように 瞳が捉えるセカイに 悲しみはもういらないから 一雫 こぼれた涙 拭うのは最後にしよう 続いてく 戦いの中 過るのは 遠く信じ待つキミの姿 「綺麗なものだけを、見ていたい」 幼い僕らの願いは 儚く消えそうな気がした 透明に褪せた夕炎に 月の歌声は確かな 意志を持ち 奏でてくのさ 無窮の楔 生を唾棄し打ち堕とすように 「それでも、まだ立ち向かうよ」 眼差しが捉えるセカイは 理想のままではなくても 一雫 こぼれた涙 拭うのは最後にして 今はまだ 薄氷の上 夕炎を 遠くただ見据え抗うだけ