作曲 : ピクセルビー 作词 : 少女病 「共に过ごす日々は、輝かしいもの。 けれど彼らに帰るべき家はなく、 森で採れる果実だけでは少年の空腹を満たすことはできなくて。 弱り果てた少年は、黒狼に嘯いた。 『あの村には盗賊だけが、悪い奴らが集まって住んでいるんだ』 その言葉を疑うことなく信じ込んだ黒狼をけしかけ、 その容貌と咆哮で村人を追い出させてしまう。 少年は、人のいなくなった村から食べ物やお金を持ち出した。 訝しむ黒狼には、これは盗んでいるのではなく、 持ち主のところに返すための行動なのだと語る。 それは一度だけではなく、その夜から 何度も繰り返されることになる」 黒の衝撃 咆哮 凛として響く 生きていくためなら、赦されると信じた uh...不安に彩られた世界で ah...胡乱な迷い遮る すべてを燃やせ 鮮やかに 今宵の炎で 拭いきれない 悲しみの影隠すほどに 闇は深すぎて 晴れることなどなくても 泡沫でも忘れられたら──── よかった 眼前に広がる 僕らが躍らせた黒い焔 飢えた渇望は未だ燻り続けて──── 疑うことを知らない 優しい獣は 指し示したままに 吠えては罪振り撒く ねぇ...どんなに心傷つきながら ah...終わりを告げていたのか? すべてを壊せ 永久に 今宵の炎は 癒えることなき 悔恨の影を消すほどに 胸に残された 利用している事実への 罪悪感見えぬフリして──── 今だけ 「人との距离感がわからない。だから突き放す。 信じ方がわからない。だから何も信じず生きると決めた。 けれど、息苦しい。生きる程に追い詰められていく感覚……」 どうしてこんなに ただ救えない思考を 押し殺すことさえできずに... すべてを燃やせ 鮮やかに 今宵の炎で 拭いきれない 悲しみの影隠すほどに 穢れ、救えない 私欲に埋もれたルクセイン 残酷さは幼さ故の衝動? 眼前に揺らめく 友を信じ立つ黒い焔 澄んだ瞳には何が映っているのか──── ? 「異なる場所で繰り返された行動。 村に火を付けてみたりとエスカレートしていく少年に、 黒狼は不安げに問う。 『ここにも悪いやつが住んでいたの? とてもそんな風にはみえなかった』 少年は憤り、友達を嘘つき呼ばわりするのかと嘆く。 黒狼はたった一人の親友である少年を疑ってしまったことを謝罪し、深く反省した……」