[00:26.872] 燃え落ちる残骸を 放心するようにただ眺めていた [00:39.581] 信じようとしていた事 何もかもが瞬く間に灰燼に帰す [00:52.740] 小さな手に唯一繋ぎ残った光は [00:59.279] 庇うように信じついてきてくれた彼だけ [01:08.236] 飲み込まれる 夜に暗闇の底に [01:15.376] 泡沫のように儚く消える幻想 [01:21.860] 生まれてくることも 死にゆくことも [01:28.172] 必ず何かの意味があるんだ [01:34.886] 少女が明日に持っていけるのは 思い出と光だけ [01:51.583] 彼女から見えぬように 少年は顔歪め嘲笑っていた [02:04.537] 虚構を剥ぎ取った姿は 男の霊との契約を履行する悪魔 [02:17.501] 亡き母に向けられた おぞましいあの呪いは [02:24.080] 母親の全てを叩き壊すためのもので [02:33.067] 手に入らないのなら壊したい、なんて [02:40.283] 子供じみた我侭が生んだ幻覚 [02:46.691] 呪いの対象は "彼女の全て" [02:53.215] 愛するクーデリカも含まれて──── [02:59.987] 殺しはしない ただじっくりと暗闇へ突き落とす [03:12.902] その悪魔は 自らを霊と騙り 少女の穢れなき心に入り込んだ [03:26.051] 彼女は囚われていた 出口のない虚構の中に [03:39.487] 「まだ終わらせはしない。これからもっともっと楽しくなるよ? [03:52.570] キミが悪魔なわけはない。だって…… [03:59.885] 悪魔は────オレの方なんだ」 [04:05.081] 飲み込まれる 夜に暗闇の底に [04:11.730] 泡沫のように儚く消える幻想 [04:18.890] 生まれてくることも 死にゆくことも [04:27.353] 必ず何かの意味があるんだ [04:36.868] 玩具としての意味を与えられ ただVisionに埋もれゆく [04:55.080] 繋ぐ光が 黒く光っていることにも気付かずに────