『決して慣れることのない緊張感を伴うレジスタンスでの生活。 行動を共にする機会の多いシグとカナリアの間には、いつしか小さな恋心が 芽生えはじめて……。 二人に降り注ぐ不思議な浮遊感。それは、初めての恋』 「好き、って言葉は強いね。頑張れる力になる!そう思わない?」 水面は澄んで気持ちが上がる 一歩進んで二歩下がる 絶妙な距離感で傍からはどう見ても 二人の想いわかっちゃうのにさ 眼を奪われているのがバレて からかわれちゃって遊ばれて 悲壮感が薄れて爽やかな風が吹く 笑顔の花が咲いた 「空から降り注ぐのが、この瞬間みたいに優しい光ばかりだったらいいのにね」 その幻想の蕾は羽化しない事を知りながら 「フェザースノウ」 Lyrics:少女病 Compose&Arrange:ピクセルビー Vocal:Mitsuki Voices:小倉唯 明日会えなくなるかもしれない 命を落とすかもしれない 感傷を消すように ここにいる誰もがさ どこか壁を張ってた 失うことの怖さを知るからこそ 今この場所に立ってるんだ それでもその壁を壊す強さを 二人は淡いキスで示してみせた 收录专辑:創傷クロスライン/発売日:2012/08/11 その幸せは真雪のようにあっけなく溶けてしまった きっかけさえなく少女は 原因不明の高熱に倒れて 生死の境へ 「――――――どうして!!?」 「空から降り注ぐのが、この瞬間みたいに優しい光ばかりだったらいいのにね」 その幻想の蕾はほら案の定 彼らのためには花開くことなく 壊れたみたいな枯れた笑いだけ残されて―――― 「シグの献身的な看病のおかげもあってか、意識を取り戻したカナリア。 けれど目を覚ました少女は、この5年間の記憶を完全に喪失していて――――」 「んー?あなたは、誰……?」 「遠くで、鴉が鳴いていた。笑うように、蔑むように――――」