テーブルをかこむ空と テーブルを抜ける風は 仕事を続けるぼくらに おだやかな時間をくれる 真昼の空をあおぐこともできぬ 暗い部屋から飛び出した今は すべてがゆっくりまわっていくようだ ゆっくりまわっていくようだ まぶしい太陽こげたトースト にが味のききすぎる紅茶 たいしたものなどなにもないよ けどムズムズするほどどこか幸せだ 季節のひとつも感じることもできぬ 疲れた街から飛び出した今は すべてがゆっくりまわっていくようだ ゆっくりまわっていくようだ 足元に咲くこの花も 大空流れてくあの雲も すべて僕らのそばにあるさ いちょう並木のカフェテリアで 僕らを刻み続けてくカメラ あわただしさの中でかき消される時 一つ残らずおさめてくれる 疲れた顔を洗うこともできぬ ハードな日々から抜け出した今は すべてがゆっくりまわっていくようだ ゆっくりまわっていくようだ てのひらに咲くこの花も 大空流れてくあの雲も すべて僕らのそばにあるさ たとえ憂鬱な日々が 明日くるとしても 笑おう 笑い続けようぜ 今を笑い続けようぜ ゆっくりまわっていくようだ ゆっくりまわっていくようだ・・・・・・ たとえ憂鬱な日々が 明日くるとしても 笑おう 笑い続けようぜ 今を笑い続けようぜ