作词 : 蒼羅杏 遠い記憶 蘇るたび 深い森に ただ一人きり 星に願い そっと唱えて 私の声 私の歌よ 闇夜を照らせ 聞き飽きた言葉を 自分に何度も繰り返してたの 誰も聞こえないよ 冷め切った心が揺らぐ 月明かりに照らされて ひりりと 疼く傷跡が 失くしたものの大切さをただ 思い知らせるよう 闇の向こうへ 旅立つ影 揺らめく光 掴め 消えないように 捧げた祈り 円らな瞳 開けて 静謐破る 最初の声 たったひとつの 証 廻る世界 足跡残し 歌を紡いだ 乾いた唇 流れゆくエコー  遠すぎる夜空 さあ 響け 季節の移ろいに ため息の色をまた濃くしてゆく 誰も聞こえないと 殺した歌声が泣いた 忘れかけていた 遠い日の物語 通り過ぎた日々 愛しさも 切なくて ただ過去を偲ぶだけじゃ変わらない なぜかわかってた 求めるものの不確かさにまだ     足が 震えるよ 未来の彼方 いつか届く 幾千の夢 重なる きらめく糸 指で繋いで ガラス細工の 月が 物憂げな空 白く揺れる 儚く強く 響く この歌声 天の果てまで 守り抜くこと この胸に誓う 命の引力 鼓動のリズムも もう ずっと 抱きしめた温もりだけ 何度もまた隣に舞い戻る奇跡 闇の向こうへ 旅立つ影 揺らめく光 掴め 消えないように 捧げた祈り 円らな瞳 開けて 静謐破る 最初の声 たったひとつの 証 廻る世界 足跡残し 歌を夜空に どこまでも届け