急に黙り込んで 君は手を繋いだ 茜空に消えてく今日を 見送る長いかげぼうし 放課後は永遠みたいに サヨナラをごまかしてたね だけど心は 旅立ちの予感を知ってた 果てしない未来への 躊躇いを隠して 微笑む君の夢が眩しいよ あと少しの季節を 惜しむようにはしゃいだ 明日への帰り道 きっと10年後は 何気ない日常 たとえ違う空の下でも 僕らは大丈夫だよね? 手を振った交差点から 家までの短い坂を 振り向きながら 小さくなる背中、遠くて 忘れないと誓った 子供っぽい約束 真剣な君の顔がうれしくて 大切に焼きつける 今がいつか彼方で 思い出に変わっても 果てしない未来への 躊躇いを隠して 微笑む君の夢が眩しいよ あと少しの季節を 惜しむようにはしゃいだ 明日への帰り道 きっと10年後は 何気ない日常 たとえ違う空の下でも 僕らは大丈夫だよね 僕らはひとりじゃないんだ