[00:00.50]「出発！」
[00:03.80]
[00:15.70]…ガタゴト ほら 荷馬車が揺れりゃ
[00:21.80]…ガクブル そら 老婆も吃驚し怖れ慄く(びびる)
[00:27.70]帰りたいのに 言えない
[00:33.70]帰りたくとも 家無い
[00:39.45]
[00:39.70]…ビシバシ ほら 馬鞭が撓なりゃ
[00:45.80]…ガクブル そら 老爺も≪挙動不審になる≫(きょどる)
[00:51.70]帰りたいのに 言えない
[00:57.70]帰りたくとも 家無い
[01:03.55]
[01:03.80]回る 回る 車輪は廻る
[01:08.30]運命(Moira)は彼等を何処へ運ぶ
[01:12.80]背中合わせの温もりだけが
[01:17.10]双りに灯る唯一の希望(Ελπιδα)……
[01:24.80]
[01:36.70]「ほら急げ！この無駄飯食い共が！」
[01:40.70]「ほれほれ！止まってるんじゃねえ！」
[01:43.85]
[01:44.20]重い足取りで
[01:48.10]Κάπου, κάπου, πηγαίνω κάπου;
[01:52.10]念いは届かず
[01:56.00]Γιατί, γιατί, πρέπει να πάτε;
[01:59.90]疲れた身体で
[02:03.90](Kapou, kapou, pigaino kapou?)
[02:07.80]運命だからと
[02:11.70](Giati, giati, prepei na pate?)
[02:15.35]
[02:15.60]平等なんて嘘なの？ 幻想なの？
[02:27.20]命に值段をつけられる墓(場)所
[02:33.70]其れは奴隷市場 奴隷市場 奴隷市場……
[02:51.40]
[03:18.60]離れ離れ 繋いだ手と手
[03:21.90]遥か遥か 引き裂かれて
[03:24.70]「Misia！」「Elef！！」
[03:25.25]
[03:25.50]巡る巡る 季節は廻る
[03:30.10]運命(Moira)は双りを何処へ運び
[03:34.60]今は見えざる歴史の涯に
[03:39.20]舞い降りるのは誰の光……
[03:45.90]