灯りも差せずに 膝を抱えていたら 優しく聞こえた 笑う溜息 心の地図では 贵女の場所遠くて 冷たい扉に手をかざせない 隠れて眺めていた 色のない足跡 指先また想い出の欠片を なぞるのが切なくて 夢が見られない 星の傷跡 遠くて気づかないよ 一人空見上げて 初めて見つめた 戸惑い隠せなくて 傾く陽射しが空を窥う 小さな影飾って 色を付けられたら 怖くてまだ 暗闇に貴女を 見つけられないままで 泣き出したくなる 貴女をまた もう一度思い出すよ 遠く空見上げて 響く時の声に揺られて ああ 流れた季節を 纺ぎ歌う 想い抱いて眠る 永久に   どうしてまだ 大好きな貴女を 遠くから見てるだけ 胸が痛くなる 星の傷跡 遠くて気づかないよ 一人空見上げて