「古代の森」 作曲.編曲:MANYO 離(はな)れ咲(さ)き誇(ほこ)る 名(な)を捨(す)てた花(はな) 生命(いのち)託(たく)すのは 果(は)てある深(ふか)き森(もり) 別(わか)れ流(なが)れゆく虹(にじ)の川(かわ)も いつか辿(たど)り着(つ)く 見(み)ることない街(まち)に 穏(おだ)やかな日々(ひび)と手(て)にした孤独(こどく)は この身(み)任(まか)す 永久(とわ)の水守(みもり) そばで眠(ねむ)らせて 震(ふる)え脅(おび)えているなら 長(なが)い夜(よる)を駆(か)けてゆく 帚星(ほうきぼし)のように そっと 時(とき)を遡(さかのぼ)る 朽(く)ちた幹(みき)は 雲(くも)の間(ま)を越(こ)えて そびえ立(た)つモノリス 交(まじ)わることのない虹(にじ)の橋(はし)は 幾多(いくた)の旅人(たびびと)を送(おく)り出(だ)したのだろう 乾(かわ)いた大地(だいち)を潤(うるお)す ひとしずく 生(う)まれ変(か)わり 巡(めぐ)りの水守(みもり) 惑(まど)い疲(つか)れても 暖(あたた)かく包(つつ)んでくれる 目覚(めざ)め生(う)まれ変(か)わるのは 帚星(ほうきぼし)の彼方(かなた) そばで眠(ねむ)らせて 震(ふる)え脅(おび)えているなら 長(なが)い夜(よる)を駆(か)けてゆく 帚星(ほうきぼし)よ 惑(まど)い疲(つか)れても 暖(あたた)かく包(つつ)んでくれる 目覚(めざ)め生(う)まれ変(か)わるのは 帚星(ほうきぼし)の彼方(かなた) どうか忘(わす)れないで—— 終わり