暮れなずむ風に揺られ 眩く稲穂萌ゆる 沈みゆく夕陽を背に 人は感情-いたみ-の数だけ祈りを捧げる 小さき人よ目覚める鼓動となれ 胸に刻む想いを解き放って さあ燃え上がれ 風の灯よ 紡ぐ未来へ 全てを捧げ 乾-けん-に宿した 戦慄を切り裂いて この坤-せかい-は 神々を崇める 永遠ぎる時代-とき-は過ぎて 光は夜-やみ-を無くす 傷跡を溶かすように 祈りは科学-むしょく-に染まり過去を切り捨てる 見失った想いを探すように 空に浮かぶ偽りの雲見つめ もう戻れない 壊れゆく記憶 軋む未来は 神を忘れる 乾-けん-に宿した 永遠も錆び付いて この坤-せかい-に ただ別れを吿げる さあ燃え上がれ 風の灯よ 霞む未来は 想いで染める 乾-けん-に宿した 絆導き合って あの坤-せかい-を 夢見て歩みゆく