ガラス玉の揺らめく光を 指で追って影を落とす 二人でいる理由を探して 見つからずにでもここにいる 真昼の太陽みたいな色をした 君の髪の先に触れたい 雷の音に見透かされた気がして 降りだす雨のせいにしてしまおう ぼたりぼたりと落ちる雫は 一つ一つ名も持たずに 目を離すと消えてしまうようで 言葉遊び繋ぎ止める 大事な事ほど口にしたくなくて だけどそれじゃずるい気がして いつもどおりの夜が明ける頃に 一つだけ君に伝えよう