[ti:] [ar:] [al:] [00:00.69]陽の光届かぬ 地下深くのさらに奥 [00:08.10]花も風も星も 此処には無い [00:15.72]それが当たり前で 美しさも愛しさも [00:23.24]知るはず無かった あなたに会うまで [00:30.89] [00:46.17]はじめからわかっていた 犯した過ちだけを [00:57.12]見えないふりしていた [01:01.17]この手を伸ばした瞬間 あなたに触れられそうで [01:12.20]気づいた時は遅すぎた [01:16.09] [01:16.17]消せない色と匂い 私がみな奪った [01:23.80]嫉妬という仮面を免罪符のように貼り付け [01:34.76] [01:34.85]「それ以上近づかないで」 妬ましいと 情けないと [01:42.65]光を見ることでさえも 諦めたんだ [01:50.37]白紙の未来と過去の罪 自分からは 動けなくて [01:57.79]どうせ傷つけるだけだと 総てから逃げたんだ [02:10.02] [02:19.99] [02:20.81]はじめこそ恐れ抱き 鬼と呼ばれ誇った [02:31.85]あなたを遠ざけていた [02:35.76]曲がらない勇気 それが 優しく強くあなたを [02:46.82]そこに在り続けさせた [02:50.77] [02:50.89]紛い物弱き心 共に在る資格などない [02:58.66]なぜあなたと私はこんなにも違うのだろうか [03:09.48] [03:09.57]「もう一度やり直せるなら」 もう届かない もう届かない [03:17.26]焼け付く痛み耐えられず 心を閉ざした [03:25.11]堕ちて尚も忌み嫌われ 己が罪と知りながらも [03:32.42]この力も瞳も姿も どうか見ないで [03:40.18] [03:40.20]『彼の花 真に望むは 況んや どうか偽りのない [03:51.54]あなたの笑顔と共に在りたい 傍にいるから』 [04:02.40] [04:15.83] [04:18.34]輝く星のように 駆け巡る風のように [04:25.74]愛しい声は深く 私に道標を灯した [04:36.47] [04:37.25]あなたの言葉一つが 私の中に種を撒き [04:44.55]少しだけ光が恋しく なってしまった [04:52.26]細胞の一つ一つに 白緑のつぼみをつけ [04:59.76]少しだけ前に進もうと 私は咲いた [05:07.28] [05:07.48]妬ましいほど真っ直ぐな あなたを待つ この地底で [05:14.97]苦しいだけじゃないことを 教えてくれた [05:22.57]いつか二人の躰が 動けなくなるその日まで [05:30.05]どんなに微かな光も受け止めるから [05:41.58] [05:56.74]