うつろに輝く 使い古しの鐘が揺れ 風の音だけが とり残されて 歌い続けてる 道往く者さえ 絶えて久しいフロンティア 三日月のテラス 身を横たえて 夜を抱いた もうここには 居場所がないのならば 愛しいモノたち 抱えるだけ 背負えるだけ 連れていく ずっと遠い何処かへ 今日を探しに 終わらない旅を 始めよう きっと はぐれても また巡り会うと 祈りながら彷徨う ディアスポラ 幾つもの峰を 歩き続けて 振り返る 澄み切った空が 涙を忘れ 大地を見つめる 影を踏みながら 辿り着いたファンタジア 幻想の彼方 我を忘れ 明日を捨てる やっと見つけた この場所のためならば 何も惜しくない 信じられる モノが少し あればいい なにより大事な今日が 其処にはある 命に懸けても 守りたい たとえ倒れても また立ち上がるよ 祈りながら闘う ストレンヂア ずっと遠い何処かへ 今日を探しに 終わらない旅を 始めよう きっと はぐれても また巡り会うと 祈りながら彷徨う 宿命の道 僕らの旅は いつまで続くの 目指すべき場所を忘れても 失くした夢は取り戻せるだろう 乾いた瞳の旅人 ディアスポラ