作曲 : ハトハル リラ:明るい朝 鳥の声 ミア:草木のにおい そよぐ風 二人:今日はどこに行こうか どんなことに会える? 元気なリラ 駆けして 内気なミアは ついてゆく 皆に愛される心優しい双子 人を導く神の遣い その证は 背中に持つ 次なる者を待ってる リラ:小さな村 飛び出して ミア:選ばれるのは 誰かしら? 二人:他愛もない午後の噂話 響く 今日は年に一度の祭り 人は集い 手を取り合い 賑わう広場 歌え踊れ 神に感謝しよう 地の恵み 皆で祝おう ここに生きている 喜び 笑い声続いてく 夜はまだこれから そして背中に浮かび上がる この翼は 示している 遣いはここに 歌え踊れ 村中に響く 祝福の 鐘の音に 手拍子をのせて 祈ろう 祭噺子の音に 華やかに染まった 神の遣いは 世界に一人 天が与えし 証は二人に 微笑みかけた 村の長は叫んだ 「天は見放したのか!」 繰り返す伝説は 大事に育ててきた 可愛い双子を分かつ 長は悲痛に嘆く 「このどちらか 呪われた手だ!」 忍び寄る暗い影が 双子の未来を覆う 伝説に取り付かれた 人々の瞳は いつしか狂気に染まり 加護を求めて微笑む 平和な日々は破られ 終焉を予感させる