1.2.3...時(とき)の流(なが)れるスピードは早(はや)くて 単純(たんじゅう)に貴方(あなた)を忘(わす)れず幻想郷(げんそうきょう)へ 最終便(さいしゅうびん)列車(れっしゃ)はガタゴト私(わたし)を揺(ゆ)らして 「さよなら」の感覚(かんかく)を忘(わす)れたい 春(はる)に桜(さくら)が咲(さ)いて綺麗(きれい)なのに舞(ま)う雪(ゆき) 記憶(きおく)の欠片(かけら)は夢(ゆめ)へと 失(な)くした「ありがとう」を探(さが)してる 会(あ)いたくて 夢(ゆめ)を今(いま)、消(け)し去(さ)りたい 星(ほし)の見(み)えない夜(よる) ひとり 歩(ある)くこみち 雲(くも)の間(あいだ)に影(かげ)が消(き)えて 頬(ほほ)を伝(つた)う涙(なみだ) 貴方(あなた)がくれたのは泡沫(うたかた)の様(よう)な恋(こい) どんなに優(やさ)しく抱(だ)いても 弾(はじ)けて消(き)えるでしょう 「夢(ゆめ)ならすぐに覚(さ)めます」と、 処方(しょほう)された薬(くすり)なんて飲(の)み込(こ)めないよ 触(ふ)れたらそっと 割(わ)れるシャボンは美(うつく)しくもなり儚(はかな)くもなる 奈落(ならく)の一輪(いちりん)は咲(さ)かず 幻想郷(げんそうきょう)の淡(あわ)い水面(みなも)の様(よう) そう呼(よ)んだ場所(はしょ)にいた事(こと)もある カルマの数(かず) 春(はる)は閉(と)ざす 私(わたし)を離(はな)さぬアルカトラズ すべてが消(き)える粉雪(こなゆき) 淋(さび)しげに浮(う)く三日月(みかつき) 星(ほし)の見(み)えない空(そら)を眺(なが)める 月夜(つきよ) 走(はし)る流(なが)れ星(ぼし) 見(み)るたびに思(おも)い出(だ)すの 雲間(くもま)消(き)える 二人(ふたり)だけの夢(ゆめ) 貴方(あなた)には見(み)えなくなるの 心(こころ) 揺(ゆ)れる帰(かえ)り道(みち) 独(ひと)りきり泣(な)いているの 刹那(せつな)、閉(と)じる 私(わたし)だけの夢(ゆね) 霞(かす)んで見(み)えなくなるの 大(たい)したコトない魔法(まほう)は、 現在(いま)の世界(せかい)をすぐに全部(せんぶ)塗(ぬ)り替(か)えていった 受(う)け皿(ざら)いっぱいの想(おも)いを 甘(あま)い夢(ゆめ)と現実(げんじつ)と分(わ)かつとも愛(あい)してる 無垢(むく)な笑顔(えがお)まで切(せつ)なくなってしまいそうで怖(こわ)いけど 別(べつ)な世界(せかい)にいると貴方(あなた)を思(おも)い出(だ)して安心(あんしん)する 月夜(つきよ)見上(みあ)げて歩(ある)く散歩(さんぽ)道(みち)でまたおしゃべりをしよう 世界(せかい)が今日(きょう)、終(お)わるとしても 寂(さび)しくは感(かん)じないと思(おも)う 星(ほし)がざわめく夜(よる) ひとり 歩(ある)くこみち 雲(くも)の間(あいだ)に影(かげ)が消(き)えて 頬(ほほ)を伝(つた)う涙(なみだ) 貴方(あなた)がくれたのは泡沫(うたかた)の様(よう)な恋(こい) どんなに優(やさ)しく抱(だ)いても 弾(はじ)けて消(き)えるでしょう どんなに悲(かな)しい想(おも)い出(で)も 私(わたし)の胸(むね)の中(なか)で 消(け)さずに残(のこ)すのでしょう 痛(いた)みを思(おも)い出(だ)して