見上げれば あの日と変わらないまま 街並みはそっと 心の中何度もでも鳴り響いている想い出さえ 貴方から消えていってしまうだろうか せめてもう一度 失った時間をここへ 桜舞い散る季節に别れを告げた貴方 終わりを迎え 忘れられるはずはないのに ずっと窓の外を眺めていた まどろみの狭間で 貴方の夢の中に現れては 虚ろなまま消えてゆく 夜毎繰り返す失われた風景の夢 涙は頬を伝う 最後まで僕は貴方に弱さを見せる事ができなかった 今なら言える心から大切な想い 枯れる事ない想いを 幾千に咲き乱れた季節の中で舞い散る心