黒い雨に目細めながら 私は独り歩く 誰一人見当たらぬ道を 俯きながら行く 傷だらけの体で喘ぎ伏せる私に 声を掛けたあなたは希望を分けてくれた 二人並んで歩き出す 赤い空が迫る 濡れそぼってる体のまま 蹲る私に 優しく居場所をくれたのは 同じ闇持つ人 重い足を引き摺り 絶望に塗れた希望 大事に守りながら 三人で歩いてゆく 滴る雨粒と掛かる葉を払って 開けた視界には大きな屋敷が見える 明日に死なねばならぬこの身 嘆いて泣き叫ぶ その運命(さだめ)から解き放った 魔法の鍵は「夢」 深い森の更に奥 四人で歩いてゆく 闇のとばりが覆い 木々がざわめく頃 遠くに瞬く 優しい灯(あかり) その光辿り 幸せの家へ 求めていた平和手に入れて 抱いた夢捨てて 幸せに暮らしましたとさ 朽ち果てて死ぬまで…