いつまでも眺めていたい 桜広がるこの空に 迷い捨てて風に向かう 長い宴の儚さに いつまでも 信じ続ける 幼い夢にその手の両剣(つるぎ)誓いをかけて まだ近づけなく 追いつけなくて貴女(あなた)の下へ 蒼い光 桜間に見える 翳むその姿が愛しくて だから消えぬように 守りたい 華に舞う魂を 桜広がる月影に 闇の落ちる静かな時 流れ行くのは尽きぬ星 幽かに揺れた 木々を見上げた子供のような その月を浮かべた 瞳をずっと守り続けて どうか思う主(ひと)に届かせて 強く願う度に 離れ行く 飾る事のないこの忠誠(きもち)は 永久に枯れぬ陽の花 長い春の幻想(ゆめ)に二人だけ ふわり過ぎる風に包まれて そっと触れるくらい傍にいる 貴女だけに伝える 蒼い光 桜間に見える 翳むその姿が愛しくて だから消えぬように 守りたい 華に舞う魂を どうか思う主(ひと)に届かせて 強く願う度に 離れ行く 飾る事のないこの忠誠(きもち)は 永久に枯れぬ陽の花