桜色の風が廻るよ 今散る逝く花が街を染め上げた いつかの空思い出してひとみとじる ひとときはなやぎそして春はゆくよ もとめてもきえてしまう ひらりとけてゆく花びらは さくらいろで語る物語 えがいた星ひとつのひかり 別れをうらなわれ一人で生きてきたのね さよなら 桜舞い散るあの日の想い なづきに映して 忘れない ともに聞いてた優しい歌声 零れ落ちる遠い記憶うすれていく あさきゆめみしとき はるは逝く 桜色のとばりおちてく ただ過ぎ行く夜に意味など無いけど くずれていく二つの影 かえりみずに 枯れてまた咲くように 廻り春はゆくよ からからと軋む螺旋 赤い糸を紡いでく 茜色の夢とかさなるよ 悲しい月滲んで見える ゆらいだ面影を探して生きてきたのね さよなら 桜舞い散るあの日の想い 微かにうつして 愛しくて 揺れる心は乱れてさざめく そこに一人刹那の時たたずんでいる あさきゆめみしとき はるは逝く 桜舞い散るあの日の想い なづきに映して 忘れない ともに聞いてた優しい歌声 零れ落ちる遠い記憶うすれていく あさきゆめみしとき はるは逝く