誰も気づけない嘘はいつか真実になるのね 今、貴方に教えましょう ここで一人、枯れていくのだから 凍てつく扉はすべてを拒絶していた 幼い私のように脆くて あの日、刻んだ残酷な瞳【今宵月は泣いている】 夢に魘され囚われているの【黄金に輝いて、滲む雲間から注ぐ】 空しく響く祈りの声に揺れる氷のカテドラル この悲しみを、その憎しみをすべて私に託して 誰も見抜けない愛はいつか幻になるのね でも、貴方は知っている作り笑顔に伝う涙を 錆びつく窓枠 何かに怯えている 幼い私を留めたままで、 一人、選んだ残酷な宿命【父を捨てて 母を捨てて 故郷を捨て 旗のもとに】 誓いの証、勲章に変えて【私一人 千のために 私一人 奉げましょう】 儚く響いている鎮魂歌 沈む氷のカテドラル この悲しみを、その憎しみをすべて私に託して もしも異なる明日を望めるとしたら。。。 二人、勝ち取る 犠牲を引き換え【心を斬り 命を斬り 世界を斬り 国のために】 私の正義、誰かの正義を【私一人 千のために 私一人 奉げましょう】 刹那に揺れる最期の瞳 消える氷のカテドラル 私の孤独、私の希望 すべて共に連れたって 【時々ふと思い出すの 何処で私 間違えたの】 【幸福なら知っているの 失くしたから感じているの】