作曲:ZUN 编曲:小林哲也 演唱:Cherose 作词:KEIYA Guitar:浜口高知 Drums:石井悠也 Violin:許斐美希 Keyboard:小林哲也 Bass:黒田元浩 原曲:メイガスナイト 遥か昔 東方より 三人の賢者が来たという 太陽と月と星を読み 光の御子を訪ねたのである 賢者たちは神性と王権 そして受難の死を捧げだ 世界を隔てた一匹の蜘蛛が 人間を眺めやる 糸を紡ぐ知恵ある者は へロデの王を欺いた 三人の賢者も避けて通った 暴君をあざ笑うように 日の差ささない魔法の森で よるべなき灯が揺れる 知られざるまどろみの夜に 響く笑い声 昼と夜が溶け合う森に 一人の魔女がいたという 魔女は少しばかり性悪な奴だった ことあるごとに人財産を盗み 稀少なものと知るや 自分のねぐらに溜め込んでいた 被害に遭った男は怒った「この....泥棒猫が!」 魔女は悪びれることなくこう言った 「人聞きの悪いことを言うな 死ぬまで借りるだけだ」 神の焰(ほむら)を盗み出して 人は知恵を手にした 幾多の街を 滅ぼすことさえできる力を 炎の中から蘇る 不死鳥を求めた愚か者たちは 殺し殺され 死屍累々 裸の王よ 足許の奈落に気づくのはいうだ 天を目指した塔は 雷(いかずち)に打たれ 罪深き街は 滅びの火で死に絶え果てた 無知蒙昧の輩が 無知蒙昧の輩が それでも高みを目指すというのか ならば行け 標(しるべ)なき道を 空腹の炉にくべる薪は 叡智の火を宿して 最果てから かき集められた 遺物を溶かす 日の差ささない魔法の森で よるべなき灯が揺れる 未知と既知の境界線が 今宵も消え去る