そしてタイヤは転がる 国道を駆けずり回る 昨夜のステージの熱が冷めないままなんだ 熱い体をバックシートに埋める ああもう 喉が乾いて仕方ねえ 缶ビールじゃまだまだまだまだ足りねえ このままじゃ死ねないって喉越しで感じてる 夜の向こうに次の街の明りが見える 生きてるってことを確かめに行くんだ 全ての街を回ってもまだ 全ての歌を歌ってもまだ この国にブルースを流し込んでく Black Eye Blues ぶちまける カラになるまで 口開ける Black Eye Blues ぶちまける まっさらになるまで 口開ける Black Eye Blues そしてタンデムが焼ける 記憶がのたうち回る 悲しみの捨て場がないから連れて回ってる 旅路の果てには新しい旅路しかなかった 転がってる状態でこそ 俺は俺でいられるんだ 缶ビール終了 消化できない感情が歌になる 誰か降りてはまた乗り込んで バンドワゴンは次の街への境目を越える 生きてるってことを確かめに来たんだ 全ての街を回っても無駄? 全ての歌を歌っても無駄? この国のブルースを溜め込んでる Black Eye Blues ぶちまける カラになるまで 口開ける Black Eye Blues ぶちまける まっさらになるまで 口開ける BUck Eye Blues そして悲鳴を上げてきしむシートの上 ステージで点火予定の爆弾をイメージしてる 抱きしめる 中指を立てる 酔ったふりしても こみ上げる本音は単純だ ここにいるのは ステージ上がるたび レコード出すたび 世界が変わると本気で信じる愚かな生き物 やりたいだけ 最高なだけのただのロックンロール 生きてるってことを確かめに行こうぜ 全ての街を回ってもまた 全ての歌を歌ってもまた 新しいブルースを吐き出してく Black Eye Blues そしてタイヤは転がる 国道を駆けずり回る 今夜のステージの熱が冷めないうちに行こうぜ バンドワゴンは次の街への境目を越える 生きてるってことを確かめに行くんだ ぶちまける Black Eye Blues ぶちまける Black Eye Blues