作曲 : 新�晴一 オニオンスープ 歌手 ポルノグラフィティ オニオンスープが評判(ひょうばん)のリストランテ よく磨(みが)きこまれたオーク材(ざい)のカウンター 春(はる)の兆(きざ)しは重(おも)く閉(と)ざされた人(ひと)の口(くち)も 軽(かる)くするのか ランチ時(とき)の店内(てんない)は華(はな)やいで 温(あたた)かいスープをひとすくい口(くち)へと運(はこ)んで たぶん幸(しあわ)せはこんな味付(あじつ)けなんだろうって いつもくだらない悩(なや)みで空腹(くうふく)を満(み)たそうとしてきた 僕(ぼく)らが難(むずか)しい顔(がお)で抱(かか)え込(こ)む あれやこれやなど美味(おい)しい時間(とき)に敵(かな)わない まだ冷(つめ)たい水(みず) 皿(さら)を洗(あら)う奥(おく)の見習(みなら)いコックに 俺(おれ)たちだって頑張(がんば)ろうぜなんて思(おも)ってみたりして 穏(おだ)やかに誰(だれ)かの笑顔(えがお)を一度(いちど)でも作(つく)れると 人(ひと)はそれを思(おも)い出(だ)し何度(なんど)も笑(わら)える そんな風(ふう)に思(おも)えるには あと何枚(なんまい)お皿(さら)を洗(あら)いましょう? 胸(むね)いっぱいで店(みせ)のドアをくぐり抜(ぬ)ける頃(ころ)には 二人(ふたり)でくるはずだったことなんて忘(わす)れていた 温(あたた)かいスープをひとすくい口(くち)へと運(はこ)んで たぶん幸(しあわ)せはこんな味付(あじつ)けなんだろうって いつもくだらない悩(なや)みで空腹(くうふく)を満(み)たそうとしてきた