おまじない胸算用 - GUMI いつのまにまにやらで 身罷れば 思い出たち ぽろぽろ こぼれてく なんでもない ロマンのかけらもない それが二人の出会いだった なんとなくで 恋のイロハをなぞる 好きの形を確かめながら ねぇ ねぇ 神様 ホントにこの二人は 運命の相手ですか ケンカも沢山してるけど それでも気が付けば四六時中 浮かぶのはキミの顔 あれれ なんだこれ いつのまにまにやらで結ばれて 雨降れば固まるは恋模様 おんなじドアくぐる ただいま おかえり 荷物おろして ソファ並んで 相変わらず ケンカもやっぱりするね 愛する気持ちを 確かめながら ふと あなたの 横顔のぞき込んだ なんとなく なんとなくね 目元がやさしくなったみたい あらあら気が付けば無我夢中 困った顔のあなたが なお愛しくて それから かけがえのないもの たからものも増えた 同時に 歳をとるのが怖かった けどあなたはこう言ってくれたね しわくちゃの手でも繋いでくれる ねぇねぇ神様 いまさら身勝手だけど 運命って信じたいよ あと少しの日々を数えて なんだか涙もろくなったね 歳のせいだ そうだそうだ 笑えちゃうもんだね それでは最期に 皆様お手を合わせ 笑って見送ってください 私たちの歩んだ恋路 つないだその手が離れゆくも 一つになるこころは 永久に続けと おまじないかけて いつのまにまにやらで身罷れば あなたとの思い出があふれてる