揺れる夜空に 流れる星屑 あなたが信じた明日だと信じて 今も聞こえる気がして ふと耳を澄ませても 遥か遠く微笑む その声には届かない 何もかもが偽りでも 形を成す「祈り」を抱えて 幼き日々を照らす月灯りは 眠る私を いつもの場所へ誘い出す 揺れる夜空に 流れる星屑 あなたが信じた明日だと信じて それは確かな感覚 どこかで触れたような この手伸ばして掴んだ 願いの光の先に 私だけが偽りでも 望む朝が訪れますように 待ちわびていた あの時の約束 叶わぬものと 解り始めていた頃には 切ない夜は 終わりを告げていた いつしか全てを「祈り」に託して 滲む街並み 描き出す空想は 現実の彼方に 儚く煌めいているから 揺れる夜空に 流れる星屑 あなたが信じた明日だと信じて…