廻る笼の中
一夜の契に
手を伸ばし夺われ
また堕ちゆく蕾よ

哀しみの深渊に
映す闇と红
阳を逃れ 砂尘に彷徨い
消ゆ暁

心折り诘まる胸
かき乱す 锖び付いた糸を
辿る指先赤く 染まり
今宵も宴 薄れ行く

心に深く 哀を奏でて
响く歌声 远く届くように
咎人眠る 地に染まる雪
白から赤へ景色はにじむ


冷たく震える
别れの契りに
手のひらに零れた
谁かの最期の梦

求め旅人よ
叶わぬ愿いを
ビロードの足音
永远の眠りへ诱う

ふいに时间夺われ
散りゆくことすらも许されず
棘を抱くぬくもりに伤ついても
瞳はもう濡れない

想いは深く 刹那奏でる
响く歌声 届かぬ御手へ
噛みしめ眠る 口唇染まる
赤から红へ痛みはにじむ

想いは深く 哀を奏でる
响く歌声 远く届くように
霞む旋律 追い求めても
ただ堕ちて行く この空の果てへ

终わり