作曲 : 畠山承平 作词 : 畠山承平 まるでスピンオフみたいに言うんだね 世界中で繰り広げられるストーリー 今もきっとどこかで主人公に 選ばれなかった主人公が 歌を歌ってるんだ 歌を歌ってるんだ 歌を歌ってるんだ 歌を歌ってるんだ 歌詞のない歌を 知らぬ間のクランクイン クランクアップは見当たらない CM は挟みません スタントマンもいるわけない 台本が実はあるらしい 意味のない抵抗 日々の大抵を 答えないテイクオフ いつまでも平行 操られながら 脚本家は神様か 編集は誰がやるんだ いつ公開だ 主人公しか決まってねぇ ヒロインが現れねぇ それでもカメラは回り続ける 君を待ってるんだ 君を待ってるんだ 君を待ってるんだ 君を待ってるんだ 誰を待ってるんだ? 誰が待ってるんだ? 僕を待ってるんだ 君を待ってるんだ 主人公達を この物語はどうなるの? 盛り上げまくった挙げ句 あっさり終わってしまった映画みたいに 物足りないのはお断りなんです 裏切られた予想しなかったエンディング そんなの期待なんかしてなくて そんな風にしないしないしないしないよ 自分で描いた台本はほとんどアドリブに変更で うまく演技が出来なくて 泣くシーンでもないのに 涙流れ出ちゃうし 演技指導ほしいくらいだ 色のない映像 果てしない成功 「イマ」は無き栄光 暇のない程度 歌を歌ってるんだ 歌を歌ってるんだ 歌を歌ってるんだ 歌を歌ってるんだ 意味のない歌を エンディングシーンが見たくって クリア目指したゲームだって ホントの目的なんだっけ 僕らはエンディングシーンなんてまだ見たくない このゲームをまだまだ楽しみたいんだよ 終わるのが怖くって ラスボス手前で止めたゲームみたいにしないよ いつだったっけな? 主人公になんないって 気付いてしまったのは なんでなんだ?なんでなんだ? 当たり前に受け入れちゃって 夢見る少女じゃいられなくて 「夢は夢でいい夢のまんま」 言い訳ばっか ちょっとタンマ 受け入れたんだ 空気読んだ ポジションだって大事なんだ もっとなんつーか馬鹿でいたいや きっといつかなんて言ってたらリタイア 衣装大抵買い取りで 挨拶は排便より大切で 愚痴の深層心理なんて知りたかないね心理描写 NG!NG!連発だし つまんなそうなシーンばっか なんでなんで俺はなんで 主人公になれなかった? まるでスピンオフみたいに言うんだね 世界中で繰り広げられるストーリー この物語をどうすれば 最高のエンディングテーマが聴けるんだろうな? 君と二人ならそれで最高になれると思うけど そのためにやるべきこと 使命みたいなもんでさえ 受け入れて挑もうと思っているんるんるんだよ スピンオフじゃないよ この歌も この物語も君の物語もちゃんと大切なストーリー 少しずつ焦らず描いて行けるから 台本なんて破り捨てちまえ 脚本家の言いなりなんてつまんないから だけどこの歌を君が聴いてることだって台本どおりかも それでも それでも 歌を歌ってるんだ 歌を歌ってるんだ 歌を歌ってるんだ 歌を歌ってるんだ 歌詞のない歌を まるでスピンオフみたいに言うんだね 世界中で繰り広げられるストーリー