書類の山に 埋もれながら 今日もまた デスクワーク 異端を裁くのが仕事なのに 大司教も楽じゃないのデス いくら生きても 私は子供 我がまま 言ってもいいデショウ? ハンコなんてもうこりごりデス 要請あらば 遣われマショウ アイゼルネ·ユングフラウの名の下に! 祭儀の衣を この身に纏い 黄金の鉄鋼 左腕に携え 我は 主審異端審問官 さあ 始めマショウ 死刑執行! 殺人人形 それで結構 遥かなる 我が父よ あなたの遺してくれた武器は きっと正しいものなのだから そこにあるのは 儚き真実 されど 止める謂れはなし 何ゆえ気取るかミステリーを その矜持さえ 捨て去るならば 我が戒めは無効と化すというのに! 赤き鍵にて 楔を放ち 青き鍵にて 認識させよう 我は 主審異端審問官 さぁ 始めマショウ 死刑執行! あなたの気概 受け取りマシタ ならば 否定せねばならぬデショウ 父より授かりし 十の楔 これより あなたを描写するには 8文字あれば十分デス E x e c u t e d と! 祭儀の衣を この身に纏い 黄金の鉄鋼 左腕に携え 赤き鍵にて 楔を放ち 青き鍵にて 認識させよう 我は ドラノール·A·ノックス さぁ 始めマショウ 死刑執行!