[00:23.040]山の鵞があはれと啼くたびに [00:29.850]村の娘はリんごをーつもぐ [00:36.530]なぜなぜりんごは思う [00:40.140]どうして独りになるのかな [00:43.390]でもでもりんごは告げる [00:46.660]父さま母さまおさらばじや [00:50.200]りんごりんごりんごリんごの哀しみ籠の中 [00:58.030]りんごりんごりんごりんごの哀しみ籠の中 [01:09.400]ある夜お婆が炉端で言うことにや [01:16.030]人に買われてりんごは紅いとさ [01:22.900]なぜなぜりんごは思う [01:26.260]どうして売られてゆくのかな [01:29.470]でもでもりんごは告げる [01:32.830]兄さま姉さまおさらばじや [01:36.410]りんごりんごりんごりんごの哀しみ籠の中 [01:43.990]りんごりんごりんごりんごの哀しみ龍の中 [02:03.320]十五時五十四分青森発上野行急行津軽 [02:07.870]りんごは今日も売られていく [02:20.080]お岩木山の麗では [02:22.200]お猿の弥三郎手を振って [02:24.590]齧るりんごも目にしみて [02:28.000]汽車はじよんからじよんからと [02:38.910]流す泪の血の色は [02:41.110]ついにりんごを紅く染め [02:43.630]月夜に蛍も淋しがり [02:46.020]汽車はじよんからじよんからと [03:31.150]りんごりんごりんごりんごの哀しみ籠の中 [03:41.430]りんごりんごりんごリんごの哀しみ籠の中