僕らは霧の中、真っ黒な闇の中 一筋の光も届かない場所に潜むんだ 生まれたての原子が無作為に飛び交う 何一つと無かったここに今「世界」が始まる さあ拡がれ、果て無く膨らめ すべての観念を打ち破れ 僕らは変わりゆく、塵をも手繰り寄せ 熱く燃えてこの存在を一際に示そう さあ拡がれ、只管真っ直ぐ 時間は弛まず進むだろう 遠い未来の有志よ、届けよ 僕らの姿がきっと望めるだろう? これは限りなど無い、計り知れない、 人智を超えた、永久のインフレーションさ 疑うのなら心を開け、やがて判るはずだ 君は瞬く星を見る 君も輝く星になる 誰もが夢の中、不確かなイメージを 陽炎の様なゆらぎの中で抱いている 互いの重力が僕らのバランスさ 繋ぎとめた意識の先に命が生まれる さあ拡がれ、歪みは消えゆく 二度とは迷いもしないだろう 遠い未来の小さな存在よ、仰ぐよ 僕らはきっと見守るだろう これは限りなど無い、計り知れない、 人智を超えた、永久のインフレーションさ 幾多の奇跡もそれも定めと、すべて晴れ上がる これは限りなど無い、計り知れない、 人智を超えた、永久のインフレーションさ 疑うのなら瞳を凝らせ、君も見えるはずだ