名前を失うのを恐れて “誰かの誰か” になるお姫様 耳元で 笑う 意味を問い 騙る  ――得欠いてきたものは 何色だろう 説明を飾るくらいなら 望まれた嘘の方が美しい 見るものは 違う 意識すら 戯る            言葉遊びで区別した幻 to know why この瞳が何故 君を―― 個々を映すのか none nor all 理由を訴う ずっと 「私」であるように unplot out stay a while この絵が褪せ いつか そのままになっても name nor word ここにいるよ ずっと 「私」を描いて―― unplot world all is fled seize the right systems are down unplot out