空(そら)に止(と)まったお月様(つきさま) 金色(きんいろ)に輝(かがや)きながら 手(て)を伸(の)ばしても届(とど)かない 果(は)てない遠(とお)い景色(けしき) 故郷(こきょう)を思(おも)えば 昨日(きのう)のように懐(なつ)かしい あの場所(ばしょ)へは二度(にど)と 戻(もど)らないのね 誰(だれ)もいない ひとりぼっち 孤独(こどく)に生(い)きてゆくには 永遠(えいえん)は長(なが)すぎて 寂(さび)しくて泣(な)きそうになる 蟲(むし)の唄(うた)さえ響(ひび)かぬ 冷(つめ)たいくらい深(ふか)い夜(よる) 息(いき)をしたら壊(こわ)れるほど 儚(はかな)い淡(あわ)いまぼろし 籠(かご)の中(なか)の鳥(とり)は 死(し)にそうな程(ほど)退屈(たいくつ)で 同(おな)じ世界(せかい)なんて 見飽(みあ)きていた 無限(むげん)の夜(よる)の彼方(かなた) 月(つき)の願(ねが)いよ何処(いずこ)へ あのねって声(こえ)をかけても 返事(へんじ)をしてくれなくて 難題(なんだい)の答(こた)えは… いつになれば見(み)つかるの 悠久(ゆうきゅう)の輝(かがや)き放(はな)つ 幾千(いくせん)もの星(ほし)の下(もと) まるい月(つき)を見上(みあ)げるてると 少(すこ)しだけせつなくなる 誰(だれ)もいない ひとりぼっち 孤独(こどく)に生(い)きてゆくには 永遠(えいえん)は長(なが)すぎて 寂(さび)しくて泣(な)きそうになるから あなたは傍(そば)にいて