[00:12.65] [00:25.02]遠い記憶を頼りに歩く [00:37.30]確かこの道 右に曲がった [00:48.75] [00:49.57]長い石段 昇った先は [01:01.80]僕の知らない景色があった [01:13.44] [01:14.27]お祭りの喧騒からはぐれた夜 [01:20.37]苔生やした鳥居に腰かけて [01:26.50]見慣れない服着て笑ってた女の子 [01:33.82]僕を探しに来たんだ。 [01:38.77] [01:40.97]ああ あれはカミサマだったのかな [01:53.75]見下ろした街並みが滲んでく [02:06.06]もう僕は大人になったけれど [02:18.23]この場所は変わらないでほしかった [02:30.58] [02:30.99]あの子は今も子どものままで [02:40.14]祭囃子にはしゃいでるんだ。 [02:56.28] [03:16.77] [03:16.87]ああ あれはマボロシだったのかな [03:29.12]少しずつ思い出せなくなって [03:41.09] [03:41.48]もう誰も覚えていないんだろう [03:53.82]あの場所はどこにも無いんだろう [04:05.99]もう僕は大人になったんだな [04:18.25]朧げに霞むあの子の笑顔 [04:30.04] [04:30.76]沈む夕陽に 耳、澄ましても [04:40.17]祭囃子はきこえなかった。 [04:55.73] [05:16.12]