[01:18.56 月が照らす 夜空の青溶けて地に落ち 散らばる星の粒 どこまで飛べば触れられるだろう 満ちる月を雲が隠し 黒く翳る 笑うあなた 楽しそうに 風が流れた [04:43.93 願い乗せ船は往く 遥か遠い星目指し 帰れるかもわからずに 険しく果てない航路が 心身を食いつぶす [04:37.45 月光は何も語らない 母なる海 水面揺れる月は恋い歌う 薄紅の実りよ 垂れ落ちる蜜濡らして甘く 星が霞む 雨の匂い 宿る熱を 息を潜め 楽しそうに 扉 開いて 天の川を越えるなら 羽衣をまといたい 月には兎がいると 幼き日の記憶が言う 神様の腕に抱かれ 光の船は進む ぐらり 機体が軋んで 流星の塵が天を舞う 星屑の海を泳ぐ 引力に導かれ 僕らの夢は生きている 投げ出された身を起こし 眼前に広がる青 甘く香る鈴なり 無意味な問いと笑うだろう? 誓い乗せ船は往く 遥か遠い星目指し 心に槍を掲げて 険しく果てない航路に 証明を刻んでいく 箱舟は何も語らない