[01:47.25] [00:00.84]幼い頃から耳を澄ませば、 [00:13.49]ほんとうに小さな音も聴こえて来た。 [00:24.78]遠い雲が雨を手放す間に、木々の笑う声。 [00:35.55] [00:37.38]時と言う時はそう音楽になり、 [00:43.73]欲しいものなどなかった。 [00:48.93] [00:49.89]どれほど強く望もうとも、 [01:00.40]どれほど深く祈ろうとも、もう聴こえない。 [01:09.66] [01:11.10]あなたの命を聴き取るため、 [01:21.74]代わりに失ったわたしのあの素晴らしき世界。 [01:30.54]「GOODBYE!」 [01:38.22] [01:52.36]唯一の母親に、娘は漏れなく [02:03.70]取って置きの魔法をかけられているのだ。 [02:12.85] [02:14.30]青い海が陽射しを抱擁する様に、それは護られていく。 [02:23.87] [02:25.16]出会すシーンはすべてハイライトで、みな、 [02:30.55]掛け替えのないキャストだった。 [02:36.06] [02:36.75]どれほど強く悔やもうとも、 [02:47.11]どれほど深く嘆こうとも、帰れやしない。 [02:56.22] [02:57.75]わたしは今やただの女。 [03:08.46]さよなら、あなた不在のかつての素晴らしき世界。 [03:17.32]「GOODBYE!」 [03:29.44]