作曲 : 七尾旅人 作词 : 七尾旅人 うれしい歌で かき消したら 僕は、もう帰るね 君の前髪が揺れるから 怖くなって しゃがんだ オルゴールを巻き返す キリキリとバネが弾(はじ)けるまでまわす 渇(かわ)くような兆(きざ)しもない ネバネバと紅(あか)い口が火を吹いて また ネガを焼く プーティー ウィッ 君の手握った 君と走った もうどうしようもない位に会いたいよ 君と歌った 八月(はちがつ)の雨の中で ゴールなど 消えてったんだよ 呼吸(こきゅう)をとり戻した僕の 2度目の夏休み もう一度 まわれば君の街 帰れるかも しれない アルコールで巻き返す ギリギリのバネが弾けるまでまわす 際限(さいげん)なく積み上げられる 唄の底 僕は いまだ もがいてるよ ねえ、見えないだろう プーティー ウィッ 君の名を知った 君と笑った もう、どうしようもない位に恋していた... “僕”を ふり切った様な気分になった “もう僕は何処にも 帰れないよね” ねえ、もう僕は自分を誇れないよね そんなふうにふと思う... 君を抱いてた 君と願った もうどうしようもない位に会いたいよ.. 君と歌った 八月の雨の中で ゴールなど 消えてったんだよ dudulududududu…… dudulududududu…… dudulududududu……