秋空に抱かれて Vo:℃iel Lyric:ながもん 原曲/神々が恋した幻想郷 朝靄揺れて透き通る意識の先は 無くした場所にしがみついたままで 遠い日の夢 暮れなずむ茜の空に映して 雲の切れ間に差し込む陽は淡く 懐かしい記憶とやわらかい風に抱かれて 見上げた空は遠く流る夕凪の風 夏の日に想った記憶を残して 静かに流れる雲を茜の夕日に染めて 秋空に身を委ね一人流れてゆく まだ見ぬ明日へ 心の向くほうへ 頬撫でる風 目に浮かぶあの景色はそのままで めぐる季節に うつろう陽は遠く 届かないとしても 今はまだ焦がれていたい 儚く揺れる水面に映す夕景の空 思い出す情景を明日へと帰して 静かに落ちる雫と秋夜に想いを馳せる 果ての無い星空を今も見つめている 過ぎた時間に 置いてきた想いと また出会えるように 消えそうな声を響かせ 見上げた空は遠く 流る夕凪の風 ヒラヒラと揺らめいて髪をなびかせ 静かに流れる雲を茜の夕日に染めて いつまでもいつまでも一人流れてゆく