[00:00.00] 作曲 : 「ポイズンボディ ~ Forsaken Doll」 [00:00.335] 作词 : RD-Sounds [00:01.06]ねぇ、【メアリー】 [00:04.25]大事なわたしの“お友達”。 [00:11.08] [00:11.58]ずっとずっと、 [00:15.16]仲良くしましょうね。 [00:19.04]約束だからね。 [00:22.66]大きくなっても、 [00:32.36]大切にするからね。 [00:43.55] [00:47.15] [00:47.35]- ウソツキ - [00:55.90] [01:00.95] [01:11.13] [01:11.33]ねぇ、【ドロシー】 [01:12.48]あなたはわたしの“妹”だから。 [01:16.12] [01:16.31]わたしの言いつけを、 [01:18.92]守らなきゃいけないのよ。 [01:20.89] [01:21.39]そして私と一緒に、 [01:23.99]ステキな淑女になって、 [01:26.56]あまねくオトコたちの目を [01:29.18]钉付けにするのよ。 [01:31.44] [01:31.64]わかって? [01:32.94]お返事なさい、さぁ! [01:36.77] [01:41.95] [01:42.05]あぁ、かわいい【リゼッテ】 [01:44.37]自慢の私の“娘”。 [01:46.78] [01:46.97]お前に求める、 [01:49.54]わが望みはただ一つ。 [01:51.81] [01:52.01]そのままの姿で、 [01:54.62]美しいままの姿で、 [01:56.89] [01:57.09]私の傍に、 [01:58.66]いつまでもいつづけておくれ、 [02:02.24]さぁ、今日はどこかへ出かけよう。 [02:06.90] [02:07.30] [02:07.50]——重なる意味が [02:09.94]コギト・エルゴ・スムの彼方へ。 [02:12.28] [02:12.47]自分勝手な意図を編み上げ、そして。 [02:17.41] [02:17.61]無数の空想の拠所として、 [02:22.75]わたしというものが成っていく。 [02:27.53] [02:27.72]ねぇ、どうして? [02:30.04]紛い物として、意味を与えたの? [02:38.11]なぜ、“ヒトのカタチ”を…? [02:43.15] [03:00.98] [03:01.18]あぁ、麗しの【メイベル】 [03:03.52]我等が愛する“姫”よ。 [03:05.94] [03:06.14]我らの気高き象徴となりたまえ。 [03:11.08] [03:11.28]かくも争い多き、 [03:13.88]我らの住まう俗世には、 [03:16.15] [03:16.35]貴女の様な、 [03:17.72]罪を知らぬものこそが、 [03:21.45]要るのです。 [03:22.72]どうか、穢れなく。 [03:26.53] [03:31.56] [03:31.76]さぁ、愛しの【アリス】 [03:34.22]僕の唯一人の“恋人”。 [03:36.62] [03:36.82]キミを一目見て、 [03:39.41]この心を捧げたさ。 [03:41.62] [03:41.82]誰も知らない場所で [03:44.30]ずっと一緒になろうね。 [03:46.77] [03:46.97]キミにきっと似合う [03:48.92]鈴蘭畑がいいかな。 [03:52.05]そうして、ずっと遠くまで… [03:56.71] [03:57.11] [03:57.31]——異なる意味が [03:59.79]エゴとエリスの境目から。 [04:02.07] [04:02.27]自分本位な意図を組み上げ、そして。 [04:08.44] [04:08.64]無数の妄想の捌け口としてさえ、 [04:13.84]わたしというものが生まれ行く。 [04:18.60] [04:18.80]でも、何故か、皆の言うことが [04:23.64]理解できないの。 [04:29.25]ねぇ、誰か、教えて…! [04:34.22] [04:51.97] [04:52.17]わたしは[Mary]じゃないの? [04:54.39] [04:54.61]わたしは[Dorothy]でもないの? [04:56.88] [04:57.08]じゃあ[Lisette]でもないし、 [04:59.48] [04:59.68][Mabel]でもないのよね? [05:01.98] [05:02.18]…ということは、もしかして、 [05:04.77] [05:04.83][Alice]でさえも、ないの? [05:06.89] [05:07.00]ねぇ、わたしは、わたしを、なんて呼べばいいの? [05:14.86] [05:15.06]無数の幻想の「廃棄された(かたりついた)」先に、 [05:20.14]独り、役割まみれのヒトガタ。 [05:24.95] [05:25.16]受け止めた、その純粋さで。 [05:30.29]吐き出すは、やがて呪いにも似る産声 [05:37.55] [05:37.75]「許さないからね。この、うそつきたちめ。」 [05:48.67] [05:55.85] [06:09.18]