人の命は はかなくて この世の運命(さだめ) 憂いあり ああこの月に 酒杯(さかずき)を 高くかかげて 涙する 感激熱き 若き日の 都の花ぞ 永遠(とわ)に咲く 君が命を 抱きとめて 桜並木を 歩むれば 父と母との 子なのだと 遠き故郷を 思わざる 若さが萌ゆる 空の色 都の花ぞ 永遠に咲く 「おかあさま、先日いただきました、  コロッケ、おいしゅうございました」 夕闇せまる 隅田川 この身を映し 占うは うつろう街の 荒波か 乙女こころの せつなさか 若さに泣ける 日もあるさ 都の花ぞ 永遠に咲く 都の花ぞ 永遠に咲く [03:15.38