沖つ春風 君の名残は 遥か遠くへ 遥か遠くへ 夢で見た約束の場所を探していた あの雲の向こう側 君を見つけるから ゆらりゆらり風に誘われ歩む道 うつらうつら幻想の中 彩る絆 セカイの色が変わった日 君にすべてを伝えて 穏やかな時の中で輝き続けよう 消えてしまいそうな空 僕には掴めなかった いつか見た夢の欠片 どこまでも儚く 光の彼方へと 夢から醒めた夢に戸惑う僕がいる あの空に描いたらもう迷わないから ゆらりゆらり風に誘われ歩む道 うつらうつら幻想の中 彩る絆 セカイの壁を創った日 君にすべてを委ねた 鮮やかな日々はまるで 蜃気楼のようだね 忘れてしまいそうだよ 僕にはわからなかった いつか見た夢路の果て どこまでも儚く記憶を辿る旅 桜芽吹く頃にまた君に巡りあえるかな 春の終わり告げる花 ひらひら舞い落ちる 紅の雨優しく 僕の心包みこむ いつか見たこの景色は どこまでも儚く 続いていくだろう