廻り続ける時計の針が刻んでゆく 刹那を 動き始めた心の音が響いている その日々は幼い頃の記憶の隅 隠して 過ぎてゆく程 失ってしまう夢のよう 泣き出せそうな 気持ちが胸を 縛り付けてしまっても... 過去を巡り廻る言葉の意味を 私は気付いていたはずよ 誰にも気づかれず 儚く消えてしまう その弱い心を見つけて... あなたが今その手を伸ばせばきっと 信じていられるから... 流れ続ける心の波を辿ってゆく 刹那を 通り過ぎたら見えてくる貴方の面影 優しい風は私の髪を 撫でて通り過ぎて行く どんな未来だって怖がらないと... 私は決めていたはずよ あなたに伝えたい気持ちはどこまでも そう、あの日見つけた世界は... 私が今この手を伸ばせばいつか 描けると知ったから... 悲しみだけが 広がってゆく それは言葉を失う程... 受け止めてゆく この痛みも 戻るわ あの人の元へ だから 誰にも気づかれず 儚く消えてしまう その弱い心を見つけて... あなたが今その手を伸ばせばきっと 信じていられるから... あなたに伝えたい気持ちはどこまでも そう、あの日見つけた世界は... 私が今この手を伸ばせばいつか 描けると知ったから...