星が拡がる 空 一人立ち止まって 伝えられずにいる この想い 見上げて 目に見えるものは 全部 愛おしくて 耳に届く音は 何もかも 美しい 星を 線で結んで 君を描いて 瞳の中に 映した いつも 強がる 私は突っぱねて 本当は 君が居ないと 駄目なのに 遠く 遠く 続いてる 空 その向こうで 君は 何想う いつか消える あの星の下 永遠(とわ)を願い 想い見上げ 強く 弱く 光を放つ 君の近くに 北斗七星 そんな 輝きであるように 君を想い 願い掛けて 星空(そら)を 駆けてゆく 夜明けが 近くなる ささやかな陽光(ひかり)は 気高くも 優しい つないだ手のひらは ふわり あたたかくて そっと寄り添う背は 少しだけ 哀しい いつか 君にあげた 旧い人形のように 素直になれたら いいのに いつも 強がる 君の心全て 抱きしめられたら いいのに 暗い 暗い 永夜の森に 微かな木漏れ日が 降り注ぐ 空に 小さく 指で描いた 星の魔法 天まで届け 強く 弱く 光を放つ 君の瞳を 密かに見つめ こんな日々が いついつまでも 続くように 祈りを込めて